
4月30日から5月2日までの二泊三日で仙丈ケ岳に行きました。

一日目は、まず戸台からバスて歌宿に行きます。30分程歩き右の丹渓新道にはいります。最初は雪は有りません。2300mあたりから写真の様に凍った雪が出てきます。

2500〜2700mでは、尾根上や右斜面は雪がかなり溶けてますが、左斜面は結構残っています。ルートが左斜面を通っていたり、トラバースになると、5歩に一歩は股下まで沈みます。一時間で100m位しか標高を稼げず、かなりのアルバイトです。下山の登山者一人と会いました。

馬の背あたりです。まだ時々雪にはまります。

雷鳥に会えました。換羽が始まっています。かなり夏模様です。

振り返ると鋸岳をバックに、歩いて来た尾根。この日は仙丈小屋の冬季小屋に入りました。小屋には、地蔵尾根からきた単独の登山者と一緒になりました。

二日目は、クラストした斜面を登り山頂に立ちました。このあと、仙塩尾根にはいります。

大仙丈岳に向かいます。所々、夏道が出ています。

高望池です。夏は、ほとんど涸れています。
この日も山頂からここまでの間かなり雪でズボズボしました。今回の山行は、この腐った雪が核心でした。

野呂川越、仙塩尾根の最低鞍部です。ここから、両股小屋に下ります。
この日もテントでなく冬季小屋に入れました。

三日目、両股小屋の朝です。東京のテンカラ師が泊まっていました。4/29から5/7まで目いっぱい釣りを楽しむそうです。この辺りは、イワナのキャッチ&リリース区間です。
ここから北沢峠まで、なが~い林道歩きです。

北沢峠の長衛小屋です。管理人の井上さんは、同じ南アルプスガイドクラブの登山ガイドです。
ここで、テントを張り一泊する予定でしたが、16時のバスに乗れそうなので下山することにしました。
一休みし、美味しいビールをいただき歌宿に向かいました。
今年は、雪が少なく夏道がかなり出ていました。バスの運転手さんの話ですと、4/29・30で200名以上の登山者が入ったそうですが、今回のコースでは北沢峠以外で3名の方と会っただけで、静かな山行ができました。