2月4日に芦川の濁沢でアイスクライミングに行きました。
私の所属する山岳会のメンバー2名+ガイドクラブのメンバー3名+1名+私の7人が集まりました。
標高が400mほどの所なので、残念ながら上の方は結氷が薄くのぼれませんでした。初心者からツルベの練習をおこなう者までレベルはバラバラでしたが、皆それなりに楽しめた?と思います。
私がアイスクライミングを始めた時、最初のバイルはチューブのバイルでした。アイススクリューもバイルの先を差し込み回していました。当然アックステンションで無いと支点は作れませんでした。
そのうち、アックスのピックがリバースになり、シャフトもくねくね曲がってきます。
そしてジェフ・ローのビデオを見て衝撃を受けます。片手でスクリューが入るのか?氷でフィギュアフォー!アイゼの爪が縦じゃん!
その後、モノポイントのアイゼンや、あの片手でねじ込めるスクリューが手に入るようになり、ビデオが本になりました。この「アイス・ワールド」の本はバイブルでした。
アックステンション無しで登る練習をし、出来る様になったら世の中はリーシュレス!「オイオイ、ちょっと待てよ」と思いました。
道具が革新的に改良され、技術も飛躍的に進歩しました。(あー、付いて行くにはお金もかかる)
これは途中で見える千波の滝です。数パーティー取り付いていたみたいです。
10年程前でしたが、クライミングの師匠から「千波の滝を登るパートナーを探している人が居る」と話があり、一緒に登ったのですが、そのパートナーというのは恐れ多くも、あの山崎祐和さんでした。
今シーズンは何故かアイスクライミングに行く機会が多く、八ヶ岳では南沢・裏同心・広河原沢、神津牧場、裏三つ峠と今回の濁沢です。