竜爪山は静岡市から北に少し外れた所にある双耳峰の山です。
白根三山から大井川東側の笹山・笊が岳をへて、山伏・八紘嶺の安倍奥の山に繋がり十枚山を越える長大な尾根の末端に位置します。
薬師岳と文殊岳の二つ合わせて竜爪山ですが、なぜか10m低い文殊岳に一等三角点が有ります。
今回は、わけ合ってこの山に詰め上げる長尾沢を登りました。
穂積神社一の鳥居がある登山口から入ります。
竜爪山は其の昔、空海(弘法大師)が真言密教を布教の降りに訪れたと言い伝えられており、山岳信仰の場であり神仏習合の龍爪権現様として信仰されていたみたいです。(弘法大師は日本中どこに行っても出てきますね。)
肝心な沢ですが水量は少なめで、この時期でも寒く無く遡行出来ます。(静岡なので暖かいためか?ただし、もう少し暖かくなるとヒルが活躍するそうです。)
今回は南アルプスガイドクラブの仲間2名と来ました。
途中の小滝などで、確保の練習やショートロープの練習・テレーンビレイの確認をしながら登ります。
午前中は本流を遡行し、お昼過ぎには支流に入り山頂(文殊岳・薬師岳)を経由して登山口に戻りました。
どれも小粒ですが良い沢です。源頭の倒木が玉に瑕ですが。
沢の途中で天然の椎茸をゲット!!
若干乾いて干し椎茸状態でしたが、水に入れればこのとうり。
美味しく頂きました。
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